研究領域 | 植物発生ロジックの多元的開拓 |
研究課題/領域番号 |
16H01229
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
濱田 隆宏 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (20452534)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
2017年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2016年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | microRNA / ゼニゴケ / シロイヌナズナ / tudor / 植物 / AGO / Tudor / RNA顆粒 |
研究実績の概要 |
ゼニゴケmicroRNAに関する研究では、CRISPR/Cas9技術により作出したmicroRNA欠失変異体のうち、杯状体形成に異常が生じるmicroRNA欠失変異体に注目し、その詳細な解析を行った。このmicroRNA欠失変異体は葉状体の成長は正常だが、野生型よりも杯状体形成頻度が低く、まれに形成される杯状体内の無性芽数も極めて少なくなる。そのため、このmicroRNAは杯状体や無性芽の形成に必須ではないが、正常な形成過程に必要な因子であると言える。野生型とmicroRNA欠失変異体のトランスクリプトーム解析を行った結果、microRNA欠失変異体では杯状体形成に関連した特異的なRNA量の変動が認められた。 シロイヌナズナTARPタンパク質に関する研究では、TARP同様のドメイン構造を有するが、これまでに解析してきたTARP1, TARP2とは異なるクレードに属するTARP4, TARP5の解析を行った。変異体の表現型解析では、tarp4/tarp5二重変異体とtarp1/tarp2二重変異体は共に矮性ではあるが、その形態は大きく異なることを明らかにした。さらにsmall RNA解析及びトランスクリプトーム解析の結果、tarp1/tarp2二重変異体で得られていたような特徴的なsmall RNA量の変化やトランスクリプトームの変化が見られなかった。そのためTARP4, TARP5はTARP1, TARP2とは異なる機能を持っていることが示唆された。
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現在までの達成度 (段落) |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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