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ゲノム配列情報解釈のための染色体構造情報データベースの構築

公募研究

研究領域染色体オーケストレーションシステム
研究課題/領域番号 16H01403
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関東京大学

研究代表者

中井 謙太  東京大学, 医科学研究所, 教授 (60217643)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
キーワードデータベース / ChIP-seqデータ / Hi-Cデータ / CpHメチル化 / 染色体構造 / ゲノム / 発現制御 / エピゲノム / ゲノムブラウザ / クロマチン構造 / 染色体ループ構造 / エンハンサー / DNAメチル化 / データ可視化 / ゲノム生物学
研究実績の概要

前年度に試験的に公開したゲノム配列情報解釈のための染色体構造情報データベースOpenLooperのユーザインタフェースなどを改良し、バグ取りも行って、全体の完成度を高めた。公共データを中心に、各種の生データの蓄積も行った。残念ながら、本新学術領域研究の班員の利用はまだはかばかしくないので、今後は宣伝活動などにも力を入れる必要がある。OpenLooperは、班員だけでなく、誰でも利用可能である(https://openlooper.hgc.jp/)。
一方、前年度から並行して行っているDNAのCpHメチル化に関する公共データを用いたゲノム解析に関しては、前年度の実績を論文発表し(Lee et al., Sci. Rep. 2017)、さらにCpHメチル化とCpGメチル化領域のゲノムワイドな相互相関を調べることにより、幹細胞と神経細胞では、その相関に違いがあり、神経細胞においては、CpGメチル化を付近に伴わないCpH独自のメチル化領域が有意に存在し、エキソン領域に多く観察されることを発見した。このことは、神経細胞においては、CpHメチル化が(CpGメチル化の失敗などではなく)独自の機能を果たしていることを強く示唆している(Lee & Nakai, 投稿準備中)、これらの領域とクロマチン構造との関係も興味深く、本領域との関わりの深化が期待される。
また、班員の山中総一郎氏(慶応大)の行っているマウスゴノサイトのATAC-seqデータ解析にも協力し、DADと名付けた領域の発見に貢献した(Yamanaka et al., in preparation)。

現在までの達成度 (段落)

29年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

29年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(2件)
  • 2017 実績報告書
  • 2016 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Differential landscape of non-CpG methylation in embryonic stem cells and neurons caused by DNMT3s2017

    • 著者名/発表者名
      Lee Jong-Hun、Park Sung-Joon、Nakai Kenta
    • 雑誌名

      Scientific Reports

      巻: 7 号: 1 ページ: 11295-11295

    • DOI

      10.1038/s41598-017-11800-1

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス

URL: 

公開日: 2016-04-26   更新日: 2018-12-17  

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