研究領域 | 生物の3D形態を構築するロジック |
研究課題/領域番号 |
16H01453
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
森下 喜弘 国立研究開発法人理化学研究所, 生命システム研究センター, ユニットリーダー (00404062)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
2017年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2016年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | 発生動態 / 理論生物 / 発生生物学 / 理論生物学 / 発生・分化 / 数理工学 / 生物物理 |
研究実績の概要 |
本研究では、『上皮組織の複雑な3次元変形動態と細胞メカニクスを定量的につなぐ』を研究課題名とし、実験研究と理論研究の両サイドから下記の課題に取り組む。 (1)初期脳発生過程における3D変形動態を決める細胞メカニクスの解明 (2)脳発生過程と心臓発生過程の定量的比較解析と形の操作 これらの研究を通じて、脳・心臓発生過程において、組織内応力および力学関連分子シグナル活性の時空間パタンがいつ、どこで、どの程度、組織の変形量に関与しているのかが定量的に明らかとなる。また、チャレンジングな課題として脳・心臓の形づくりに重要な細胞力学動態を人工的に操作し、形態を変えることで、形態決定メカニズムの検証に挑戦する。
研究課題(1)に関しては、前年度に論文[Morishita et al., Nature communications, 2017]で報告した前脳初期発生過程に組織変形動態に対応する細胞動態(特に集団運動)とそれを支配する分子メカニズムに関して研究を進展させた。論文にまとめられるところまで8割がた到達しており、なるべく早い段階で結果をまとめたい。研究課題(2)に関しては、心臓発生過程においても組織・細胞動態の定量が終了しており、脳発生と心臓発生過程において共通に見らえる細胞挙動を見出している(未発表)。まず心臓発生過程における組織・細胞動態の定量解析結果を論文にまとめ、その後、心臓と脳発生過程の共通性に関して深めていく計画でいる。
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現在までの達成度 (段落) |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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