研究領域 | 多様な質感認識の科学的解明と革新的質感技術の創出 |
研究課題/領域番号 |
16H01685
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
藤崎 和香 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 自動車ヒューマンファクター研究センター, 主任研究員 (20509509)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
2017年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | 食質感変容 / 咀嚼筋電音フィードバック / 食質感知覚 / 多感覚質感知覚 / 適応的質感知覚 / 能動的質感知覚 / 食質感 / 咀嚼筋電 / フィードバック / 多感覚 |
研究実績の概要 |
質感知覚は様々な感覚から入力された情報を処理するだけでなく、予測、意思決定、身体制御、感覚運動フィードバックなどを含んだ、多感覚的、適応的、能動的なプロセスの結果としても生じる。食質感知覚はこのようなプロセスを考えるうえで最適の題材である。それは食質感知覚には「食べる」という能動的な動作によってもたらされる感覚フィードバックの情報が大きく貢献しているからである。 これまで咀嚼音をフィードバックして食質感を変容させる様々な研究が行われてきたが、フィードバックの時間ずれや、利用できる食品の物性上の制約が課題であった。 我々は近年、咀嚼に完全に同期したフィードバック音を、あらゆる物性の食品について返すことができる画期的な手法を考案した。それは咀嚼音そのものではなく咀嚼時の咬筋の筋電波形を音に変換したものをフィードバックするという手法である。 今年度の進捗として、まず英語論文2本が公刊された(Appetite, JACIII)。また、さまざまな食質感形容詞、オノマトペ間の関係性、咬筋以外からの咀嚼運動情報計測、フィードバックの遅延と食質感変容の効果量との関連等について検討を進め、これらの成果の一部について、福祉情報工学研究会(2017年5月)、ヒューマンインターフェースシンポジウム(2017年9月)、日本接触嚥下リハビリテーション学会学術大会(2017年9月)等で発表を行った。
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現在までの達成度 (段落) |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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