研究領域 | グローバル秩序の溶解と新しい危機を超えて:関係性中心の融合型人文社会科学の確立 |
研究課題/領域番号 |
17H05123
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
人文・社会系
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研究機関 | 国立情報学研究所 |
研究代表者 |
水野 貴之 国立情報学研究所, 情報社会相関研究系, 准教授 (50467057)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | グローバリゼーション / モビリティ / 複雑ネットワーク / ビッグデータ / 計算社会科学 / ナショナリズム / 情報保護 |
研究実績の概要 |
モビリティに関するビッグデータを用いて,(1)ビッグデータの整備と可視化,(2)手法開発「グローバルな社会ネットワークにおけるコミュニティ間の階層構造の抽出」,(3)手法適用1,(4)手法適用2,(5)政策立案の科学的支援について研究を進め,社会ネットワークの中での各コミュニティの孤立主義化の動向をとらえる.平成30年度は,(2)を除く次の研究項目を実施した. (1)では,実証の基となるビッグデータとネットワーク科学によるグローバル化の可視化に取り組んでいる.難民・移民政策の異なるヨーロッパの各都市について,スマートフォンの移動履歴を大規模に整備した. (3)では,モビリティネットワークによるコミュニティの孤立化や融合,空間・情報格差の見える化に取り組んでいる.位置情報を投稿したTwitterユーザーを使用言語別に分け.世界の主要都市における観光客を除く地元住民のTwitterユーザーの空間分布を,1週間毎に観測した.ISISの勢力拡大とともに,パリ及び,パリ近郊におけるアラビア言語を利用するTwitterユーザーが,他言語のユーザーに比べて,昼間の孤立化が進んでいることを可視化した. (4)では,労働市場におけるコミュニティの孤立化と就職格差の見える化に取り組んでいる.1億人を超える世界の会社役員等のデータを整備し,名前から民族を推定するRNNモデルを構築した.米国における産業別の民族の偏り,および,その年次変化を明らかにした. (5)では,格差を抑制して孤立主義化が弱まるネットワーク構造の提案に取り組んでいる.実務者と意見交換をおこない,位置情報に関する公的統計と大規模GPSログから得られる統計との比較をおこない,公的統計との違いを明らかにした.
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現在までの達成度 (段落) |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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