研究領域 | π造形科学: 電子と構造のダイナミズム制御による新機能創出 |
研究課題/領域番号 |
17H05146
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 九州大学 (2018) 東京工業大学 (2017) |
研究代表者 |
山下 建 (アルブレヒト建) 九州大学, 先導物質化学研究所, 准教授 (50599561)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2018年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | デンドリマー / カルバゾール / 双極子モーメント / ナノ材料 / 熱活性化遅延蛍光 / 有機EL |
研究実績の概要 |
昨年度から取り組んでいるカルバゾールデンドリマーとベンゾフェノンを連結した緑色の熱活性化遅延蛍光(TADF)を示すデンドリマーについては有機層全塗布型有機EL素子へと展開した。TADF材料を用いた同種の有機EL素子へと素子としては最高の17.0%の外部量子効率を示した。カルバゾールとトリアジンを組み合わせたTADFデンドリマーについては第3世代及び第4世代のカルバゾールデンドロンをホストとして有機層全塗布型TADF有機EL素子を作製すると外部量子効率16.1%を示すことが明らかとなった。 A01 班武田グループとA02班の山本グループと行っているジベンゾフェナジンとカルバゾールデンドリマーを組み合わせた分子の自己集合と雰囲気による発光色変化については、国際共同研究も交えてメカニズムの解明につながる成果が得られた。 A01班辻グループとは炭素架橋オリゴフェニレンビニレン(COPV)とカルバゾールデンドリマーを組み合わせた分子の合成に成功した。A02班山本グループとA03班竹延グループへ試料提供を行い光学材料として展開出来ることを見出した。 カルバゾール線状オリゴマーについては3量体の両端にチオフェノール基を連結した分子の単一分子電気伝導度測定をMCBJ法(Mechanically Controllable Break Junction)によって測定した所、狙い通りにダイオード特性を示すことが明らかとなった。ダイオード特性の発現メカニズムについては当初の予想とは異なるものの伝導軌道の分子内での分布が電界印加によって変化することが起源であることを明らかとした。
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現在までの達成度 (段落) |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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