研究領域 | 配位アシンメトリー:非対称配位圏設計と異方集積化が拓く新物質科学 |
研究課題/領域番号 |
17H05373
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
滝澤 忍 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50324851)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | オキソバナジウム / 中心性キラリティー / キラルLewis酸 / 一電子移動型高次機能集合体 / 集積化・非集積化 / ホモカップリング / ヘテロカップリング / ヘリカル集積体 / キラル / バナジウム / 不斉触媒 / 酸化 / 集積 / 二核 / 単核 / 不斉カップリング / BINOL / sorazolon E2 / カルバゾール / 二重活性化 / 触媒・化学プロセス / 分子認識 / 自己組織化 / 超分子化学 / イオン結晶 |
研究実績の概要 |
本研究では、高酸化状態にあるオキソバナジウム金属自身に中心性キラリティーを導入し、集積化することで、キラルLewis酸・一電子移動型高次機能集合体として働く、新規多機能不斉触媒を創製を目指した。具体的には、1) キラル金属錯体集積化・非集積化による両鏡像異性体の作り分け、2) キラル金属錯体集積化による触媒活性と位置選択性の改善、3) キラル金属錯体集積化・非集積化を基盤とするラジカルホモカップリング、及び、ラジカルアニオンヘテロカップリング反応の開発、4) 有機分子触媒との集積化を基盤とする新規多機能不斉触媒の創製、5) 本申請研究で開発した触媒とアルカリ金属を混合することで生成するヘリカル集積体構造の解析とその固定化不斉触媒としての評価、以上5つの項目について検討を行った。ラセミ化しやすいテトラヘドラル構造を有するオキソバナジウム錯体を、キラル平面環状多座配位子を用いることで強固なオクタヘドラル構造に固定することで、バナジウム金属自身の中心性キラリティーは安定化する。その結果、レゾルシノール、及び、ヒドロキシカルバゾールのホモカップリング反応においてバナジウム錯体のキラリティーを様々な対応するカップリング生成物に効率的に不斉転写できた。また、キラルバナジウム金属錯体集積化・非集積化によるBINOL誘導体の両鏡像異性体の作り分けにも成功した。この成果は韓国中央大学薬学部のOh教授との共同研究によるものである。
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現在までの達成度 (段落) |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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