• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

アクティブ・フィードバック光ピンセットによるブラウン運動制御とミクロ冷却

公募研究

研究領域光圧によるナノ物質操作と秩序の創生
研究課題/領域番号 17H05469
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 理工系
研究機関崇城大学

研究代表者

杉浦 忠男  崇城大学, 情報学部, 教授 (60304010)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
2018年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
キーワード光圧 / 光ピンセット / ブラウン運動 / マイクロマニピュレーション / 放射圧 / マイクロ・ナノデバイス
研究実績の概要

本研究では、光ピンセットで微小物体を捕捉した際に微小物体がブラウン運動するのを、アクティブかつ高速に制御することを目的としており、本年度は前年に導入したデフォーマブルミラーに3次元位置信号をフィードバックすることで高精度かつ高速に捕捉対象物の位置安定化の実現を目指した。さらに、光ピンセット光学系の改良に取り組み、粒子の軸方向変位が±1μmを超える場合でも粒子位置の測定ができるように粒子の光軸方向移動に合わせて対物レンズを光軸方向に移動する系を導入した。
デフォーマブルミラーを用いたフィードバック系については、制御系の動作に必要なプログラムの連携に手間取り、動作させるところまでに留まったが、ミラー面に垂直入射して使う系を新たに導入することで高精度な制御が行える系を構築できた。フィードバック実験については100Hz程度の繰り返し周波数ながらフィードバック実験を行い、横方向については安定化の効果を確認した。光軸方向制御については、光軸方向位置の測定精度を上げるのに手間取り安定化の確認までは至っていない。また、ポジティブフィードバック方式についても開発し、横方向については効果確認実験を行い、通常の光ピンセットで用いる光強度の20分の1の強度でもトラッピングが行えた。
また領域内での共同研究にて、新たに低温チャンバー内で動作する光ピンセット装置の開発を開始し、光学系を開発した。この装置では、低温チャンバー内に対物レンズを入れるのが困難であることから特殊光学系を採用している。現状は集光ビームの開口数が足りないため3次元トラップまでいたっていないが、開口数を上げられれば3次元トラップは可能になると予想している。

現在までの達成度 (段落)

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(2件)
  • 2018 実績報告書
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 機械学習を用いた光トラップ下の粒子の実時間ブラウン運動解析の検討2017

    • 著者名/発表者名
      野原有実、杉浦忠男、金谷重彦
    • 学会等名
      Optics & Photonics Japan 2017 (OPJ2017)
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

URL: 

公開日: 2017-04-28   更新日: 2019-12-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi