研究領域 | 脳タンパク質老化と認知症制御 |
研究課題/領域番号 |
17H05712
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター |
研究代表者 |
加藤 孝一 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 脳病態統合イメージングセンター, 室長 (50382198)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | PET / 髄鞘化 / ミクログリア / イメージング / PET |
研究実績の概要 |
既存の髄鞘化イメージングPETトレーサーであるMeDASのモデル動物に対する画像が髄鞘化の変化に対して十分な特異性と定量性を示さない原因の一つとして、11C標識MeDASが放射標識条件下において化学的に不安定であり、放射分解物が画像に影響することが考えられる。本研究ではMeDASのスチルベン骨格を、トリアゾールに置換したclick1-3を標的分子に設定し、標識トレーサーの安定化を試みるとともに、ミエリン化への特異性を保持することを計画した。まず30年度はclick1について11C標識体の自動合成を行い、放射標識条件下での安定性を評価した。その結果、11C-Click 1は自動合成後のHPLC分析において95%以上の放射化学純度を示し、PETの計測に十分な放射化学安定性を有することが明らかになった。また白質を含む脳切片を用いた結合評価を行い、MeDAS の示す蛍光シグナルがClick 1により阻害されることから、Click 1は白質のミエリンに特定的に結合する可能性が示唆された。さらにclick2および3の標品および標識前駆体も合成した。今後、PETを含めたさらなる評価を進めていく。 一方ミクログリアの活動をイメージングする目的で、プリン受容体であるP2X7のPETのトレーサーとしてピログルタミン酸フェネチルアミド誘導体を設計、合成および標識合成した。Caイオンの取込み阻害評価において、ピログルタミン酸フェネチルアミド誘導体は、元の化合物であるピログルタミン酸ベンジルアミド誘導体よりも低い活性を示したが、芳香環の置換基による阻害効果の向上が認められ、さらなる改良への可能性が示唆された。
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現在までの達成度 (段落) |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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