研究領域 | 脳構築における発生時計と場の連携 |
研究課題/領域番号 |
17H05775
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
三好 悟一 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (20519326)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2018年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | GABA細胞 / 抑制回路 / 遺伝子量 / 自閉症 / 発生時計 / 皮質場との連携 / 遺伝子制御 / 大脳皮質 |
研究実績の概要 |
本研究では、「発生時計」による転写因子FoxG1「量」のダイナミックな発現制御が、GABAニューロンの抑制回路形成に果たす役割を明らかにする。さらには、GABAニューロンと皮質「場」による連携機構に焦点をあてることで、興奮抑制細胞間のFoxG1因子「量」のバランスにより「自閉症様回路」が産み出されるその過程を解明することを目指す。その目的のために、これまで用いてきたマウス遺伝学的手法を発展させ、GABAニューロンの様々な発生発達段階でFoxG1因子「量」を自在に増加、減少、欠損する手法を開発した。 GABAニューロン発生におけるFoxG1の発現を解析したところ、「発生時計」に従い遺伝子「量」がオン、オフ、オンと増減変化することが明らかになった。胎生期の腹側で作られた未分化GABA細胞は皮質に到達後、皮質内の移動過程ではFoxG1因子「量」を減少させ、生後に各層に仕分けられる段階で再び「量」を増加させることを明らかにした。分子マーカーと細胞形態を組み合わせた解析を行い、FoxG1因子「量」スイッチの切り替えが起こる位相を正確に同定した。今後、FoxG1がオンの位相では遺伝子欠損実験を、オフの位相においては遺伝子増加実験を実施していく。発生時計によってFoxG1「量」が調整される機構が、大脳皮質回路形成に果たす役割についてGABAニューロンと皮質「場」による連携に焦点をあて明らかにしていく。
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現在までの達成度 (段落) |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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