研究領域 | ネオ・セルフの生成・機能・構造 |
研究課題/領域番号 |
17H05790
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
鍔田 武志 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 教授 (80197756)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2018年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 自己抗体 / SLE / Sm/RNP / 変性抗原 / 一細胞PCR / 体細胞突然変異 / 選択 / ネオセルフ / 免疫学 / 自己反応性B細胞 / 自己免疫 / 核抗原 / MHC |
研究実績の概要 |
代表的な自己免疫疾患の1つ全身性エリテマトーデス(SLE)では種々の核抗原への自己抗体が産生されるが、とりわけ疾患発症にはSm/RNPなどのRNAを含む核抗原への自己抗体産生が重要である。Sm/RNPは複合体では安定であるが、ばらばらにすると速やかに変性することが知られている。そこで、変性Smタンパク質がネオセルフとして機能し、自己抗体産生に関わるかを明らかにすることを目的に解析を行なった。昨年度SLE様の自己免疫疾患を自然発症するCD72/FasL二重欠損抗DNA抗体H鎖トランスジェニックマウス56Rから単離したプラズマ細胞から、1細胞PCR法によりSm/RNPに反応することが予想される56R IgH鎖とVk38C Ig L鎖からなるIgGを多数単離した。これらのIgGの多くはV領域に体細胞突然変異があるため、突然変異を修復した胚型56R IgH鎖とVk38C Ig L鎖遺伝子を作成し、これらからIgGを再構築した。胚型IgGは変性Sm/RNPに比較的強く反応したが、プラズマ細胞由来でSm/RNPに強く反応するIgGは非変性Sm/RNPに比較的強く反応した。昨年度の結果も合わせ、IgV領域に体細胞突然変異のないナイーブB細胞が変性Sm抗原に反応し、おそらくその反応により活性化したB細胞が体細胞突然変異により非変性Sm/RNPへの反応性が増強することで高親和性自己抗体を産生し、自己免疫疾患が誘導されること、この際にMHCIIとともに細胞表面に提示された変性Sm抗原がネオセルフとして何らかの役割を果たすことが示唆された。
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現在までの達成度 (段落) |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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