研究領域 | ネオウイルス学:生命源流から超個体、そしてエコ・スフィアーへ |
研究課題/領域番号 |
17H05816
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
定岡 知彦 神戸大学, 医学研究科, 助教 (00435893)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | ヒトとウイルスの共生 / 水痘帯状疱疹ウイルス / 潜伏感染 / 共生 / 神経細胞 / ヒト遺伝子融合ウイルス遺伝子産物 |
研究実績の概要 |
ヒトとウイルスの共生機構を、「潜伏感染環」を確立することにより宿主であるヒトと共生するヒトヘルペスウイルス、特に神経細胞において潜伏感染する水痘帯状疱疹ウイルスをモデルとして、新規に発見した水痘帯状疱疹ウイルス潜伏感染関連遺伝子(varicella-zoster virus latency-associated transcript : VLT)発現機構の解析を通して明らかにする。特に本新学術領域では、ヒト遺伝子転写産物とVLTのヘテロトランススプライシングによる、ヒト・ウイルス融合遺伝子(Hu- VLT)の存在意義解明を目指した研究を遂行することを目的とした。 水痘帯状疱疹ウイルスが潜伏感染するヒト三叉神経節サンプルを用い、これまでまったく不明であった水痘帯状疱疹ウイルス潜伏感染遺伝子発現プロファイルを完了させた。新規に発見したVLTが最も多く発現し、さらに溶解感染において、感染直後に発現する前初期遺伝子であるORF63遺伝子の転写も少ない割合の三叉神経節で起こっていることも明らかにした。 この神経節細胞において、ヒト遺伝子転写産物とVLTのヘテロトランススプライシングによる、ヒト・ウイルス融合遺伝子(Hu- VLT)が存在することを次世代シーケンサによるRNA-seqにより明らかにするとともに、5'-RACE法により、VLT上流にヒト遺伝子由来のtranscriptが結合したtranscriptのほぼ全長も明らかにしたが、得られた数は非常に少ないものであった。さらにRNAそのものをシーケンス可能なnanoporeを用いた方法を試したが、検出限界を超えることができず、生の全長を捉えることはできなかった。 このVLT遺伝子機能を解析可能なヒトiPS細胞由来知覚神経細胞を用いた潜伏感染実験系を確立した。
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現在までの達成度 (段落) |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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