研究領域 | 認知的インタラクションデザイン学:意思疎通のモデル論的理解と人工物設計への応用 |
研究課題/領域番号 |
17H05856
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
西川 鋭 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 助教 (50761144)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
2018年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2017年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 知能機械 / ソフトロボット / ヒューマンロボットインタラクション / 俊敏動作 / 筋骨格 |
研究実績の概要 |
ロボットに関して、前年度の要素技術の開発、プロトタイプロボットでの検討結果に基づき、上半身型の手押し相撲筋骨格ロボットを開発した。筋骨格系は前年度開発した大きなストロークを備えた空気圧アクチュエータと従来型の空気圧人工筋を組み合わせて構成しており、拮抗駆動により剛性の調整が可能である。手押し相撲ではハンドを相手の手のひらと合わせて動作を行う必要があるため、ハンド部分にはハンドの方向が一定になるようにメカニカルな拘束を与えた。 さらに、俊敏な接触インタラクション動作において現れる現象を取得、解析するために、人対人の手押し相撲の運動計測を行った。光学式のモーションキャプチャにより全身運動データを、フォースプレートにより床反力データを、力センサを埋め込んだグローブにより相手との接触力を、筋電計により筋電位のデータを収集した。手押し相撲という、単発の運動ではなく2者間の駆け引きを含み、さらに接触動作のため力のやり取りも含む、これまでにない貴重な運動データを収集することができた。得られたデータから勝敗を決する運動のパターンが様々あることが確認され、その中には相手の押し動作の直後に押し返すことにより相手を後ろに動かすカウンターのパターンも見られた。計測データには様々な要素が含まれており、多面的に解析を進めることで多くの知見が得られることが期待できるため、共同研究によりさらなる解析にも取り組んでいる。
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現在までの達成度 (段落) |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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