研究領域 | 認知的インタラクションデザイン学:意思疎通のモデル論的理解と人工物設計への応用 |
研究課題/領域番号 |
17H05858
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
渡辺 哲陽 金沢大学, フロンティア工学系, 教授 (80363125)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
2018年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2017年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | ロボット / 習熟 / 技能 / ユーザーインターフェース / 知能機械 / 知能ロボティクス / 操作習熟 / 操作嗜好性 / インタラクション / ユーザインターフェース / 知能ロボティックス |
研究実績の概要 |
ロボット操作が上手な人とそうでない人の違いとは何であろう?上手くできない人を操作に習熟していないととらえ,実験によりその謎を探るのが目的である.ロボット操作を行ったことがない被験者に小型二足歩行ロボットを操作してもらい,直立状態から片足立ち状態へと状態を遷移させるタスクを行ってもらった.本研究では,「生成される操作には嗜好性があり,操作に失敗してもその失敗操作を繰り返してもらう.」という仮説を立て,これに基づいて,操作嗜好性を変えることができる刺激の抽出と,個性を踏まえた操作習熟加速システムの実現を目指した.最終年度となる平成30年度においては,昨年度の結果である「操作ボタンのランダム配置により,一回目の成功時間を短縮できる」,「操作ボタンの通常配置の場合,一回目成功時間と習熟までの時間とに相関がある」ことに着目し,一回目成功までを操作ボタンのランダム配置,その後を通常配置を行うことで,操作習熟時間の短縮を図った.結果として,短縮できることが判明した.今後は,この結果に基づく操作習熟を加速するユーザインタフェースの実現に取り組む予定である. 一方で,ASDスペクトラム症者を被験者とする実験を行い,その特性から操作習熟度加速因子の特定を試みる行いも行った.ASDスペクトラム症者が定型発達の方に比べ,成功パターンを見出すのが極めて速いことが分かった.ただし,操作習熟には多くの時間を要することも同時に判明した.
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現在までの達成度 (段落) |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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