研究領域 | 動的構造生命科学を拓く新発想測定技術-タンパク質が動作する姿を活写する- |
研究課題/領域番号 |
17H05872
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
安部 聡 東京工業大学, 生命理工学院, 助教 (40508595)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 多角体 / 融合タンパク質 / タンパク質結晶 / 細胞内タンパク質結晶 / 結晶構造解析 / 結晶工学 / 細孔空間 / 細孔結晶 |
研究実績の概要 |
本研究では、細胞内で形成されるタンパク質結晶を用いた外来タンパク質、ペプチドの構造解析手法の開発を目指した。平成30年度は、多角体結晶を用い、多角体のループ構造を外来タンパク質に置換した結晶の合成と構造解析を試みた。 具体的には、ポリへドリンモノマーのL1領域をカルモジュリン由来金属結合性ペプチドで置換した融合タンパク質を作成し、細胞内結晶化を試みた。昆虫細胞Sf21で融合タンパク質を発現すると結晶が観察された。MALDI TOF MS測定では、L1ループがカルモジュリン由来の金属結合ペプチドに置換された分子量をとっており、設計通りにペプチドの挿入に成功した。また、SEM測定では、野生型と異なる形態をしていることがわかった。SPring8のBL32XUで構造回析を行なった結果、融合結晶の回折像が得られ、ペプチドを導入しても結晶性をもっていることがわかった。構造回析の結果、導入したペプチド全長の電子密度は、ディスオーダーのため、観測されなかったものの、3残基のアミノ酸の電子密度が観察され、今後、ペプチド周辺の分子設計を行うことにより、構造観察が可能となる変異体を作成する。また、平成29年度に作成した、アミノ酸欠損変異体にSfGFPを内包した結晶の構造回析実験を行なったところ、回折像がえられ、SfGFPを結晶内部に内包しても結晶性を維持していることがわかった。以上の結果より、タンパク質やペプチドを内包した多角体は、結晶性を維持していることが示され、今後、これらの構造解析が可能になると考えられる。
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現在までの達成度 (段落) |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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