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どうぶつタッチ&ゴー:NFCタグ装着の野生動物を誘き出してピッと記録回収する機構

公募研究

研究領域生物ナビゲーションのシステム科学
研究課題/領域番号 17H05969
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 複合領域
研究機関東京大学

研究代表者

小林 博樹  東京大学, 空間情報科学研究センター, 准教授 (60610649)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
2018年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
キーワードNFC / 知能機械 / 地理情報システム(GIS) / 動物 / 行動学 / 環境
研究実績の概要

NFCタグ装着の動物を誘き出して情報を取得するユビキタス基盤、A1)物理的な刺激を用いて動物を「誘き出す機構」と、A2)誘き出された動物に装着しているNFCタグと「非接触通信する機構」を開発した。そして、連携研究者が飼育する犬を用いて有効性の評価を行った。A1)に関してペットの犬を対象とし、犬小屋の内部形状を改善することで、非接触通信動作に必要な行動制限や行動停止が起こりやすい条件を明らかにした。具体的にはスチレンブロックを使用して、高さ方向や幅方向の内部形状変更による犬の姿勢評価を通じて、小屋への入場を阻害せず、かつある程度の姿勢制御が可能な条件を見つけることが出来、成果をSI2017、SCI’18で発表した。この内部形状条件を利用して、床と両壁部3か所に非接触ステーション、犬体部には両肩、腹の計3か所に非接触コイルを貼りつけて非接触通信評価を行った。結果、肩部でかなり安定した非接触通信状態を作ることに成功し、評価に使用した2匹の犬で犬小屋滞在時間80分、436分のそれぞれ、55%、36%の時間、コイルが通信可能な位置に存在することが確認出来た。A2)に関しては動物装着側と基地局側のプロトタイプを作成した。このプロトタイプデバイスは、動物装着側デバイスで収集した情報をNFC(Felica)タグのタッチ動作をトリガーにして基地局との無線通信(ZigBee)を行い、装着側保持データを基地局に転送するものである。NFCをトリガーのみに使用することにより、転送データ速度に対する柔軟性をもたせるとともに、タッチ動作が発生するまでは通信機器の電源はOFFにしており、タッチ動作をトリガーにして動物装着側、基地局側双方の通信機器の電源をONすることにより省電力性も同時にもたせる仕様にした。

現在までの達成度 (段落)

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(2件)
  • 2018 実績報告書
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2018 2017

すべて 学会発表 (6件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Animal Touch 'n Go: Contactless Charging Mechanism for Wildlife Wearable Device with Surrounding Tangible Stimulus2018

    • 著者名/発表者名
      小林博樹・槇田篤哉・永澤美保・菊水健史・工藤宏美
    • 学会等名
      新学術領域研究「生物移動情報学」国際シンポジウム
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 生態相互作用と融合した省電力型な動物装着型センサ・ネットワーク機構2018

    • 著者名/発表者名
      小林博樹、中川慶次郎、工藤宏美
    • 学会等名
      第36回日本ロボット学会学術講演会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 生態相互作用と融合した省電力型な動物装着型センサ・ネットワーク機構2018

    • 著者名/発表者名
      小林博樹、中川慶次郎、工藤宏美
    • 学会等名
      第19回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] タイトル:どうぶつタッチ&ゴー:NFCタグ装着の野生動物を誘き出してピッと記録回収する機構2017

    • 著者名/発表者名
      小林博樹・槇田篤哉・永澤美保・菊水健史・工藤宏美
    • 学会等名
      第18回 計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] 形状刺激を用いてタグを装着した野生動物を誘き出して 非接触通信する機構2017

    • 著者名/発表者名
      小林博樹・槇田篤哉・永澤美保・菊水健史・工藤宏美
    • 学会等名
      第62回システム制御情報学会研究発表講演会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] 物理形状を利用してタグを装着した野生動物と 非接触通信する機構2017

    • 著者名/発表者名
      小林博樹・槇田篤哉・永澤美保・菊水健史・工藤宏美
    • 学会等名
      ロボティクス・メカトロニクス講演会2018
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2019-12-27  

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