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霊長類のやる気におけるドーパミン受容体系の役割の解明

公募研究

研究領域「意志動力学(ウィルダイナミクス)の創成と推進」に関する総合的研究
研究課題/領域番号 17H06056
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 複合領域
研究機関京都大学

研究代表者

中村 克樹  京都大学, 霊長類研究所, 教授 (70243110)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
2018年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
キーワードマーモセット / ドーパミン / やる気 / ノックダウン / ウィルスベクター / 報酬系 / ウイルスベクター
研究実績の概要

マーモセットのやる気を定量的に測定するための装置の開発を行い、ドーパミン系の働きを調べた。
2つの認知課題を開発した。第一の課題として、少ない報酬を得るには1回のタッチで良いが、多くの報酬を得るためには1、2、4回のタッチをしなければならない課題を開発した。ドーパミンの機能を調べるため、ドーパミンD1受容体とD2受容体各々の拮抗薬を投与して効果を調べた。ドーパミンD1受容体の拮抗薬は、多くの報酬を得るため多くのタッチを必要とする条件の選択を減少させることが分かった。ドーパミンD1システムは、高報酬を選択する機能に関与していると考えられた。
第二の課題として、報酬量(reward size)を数段階用意し、報酬量を変数としたやる気を測定する課題を開発した。そのため、液体報酬を用いることのできる認知実験装置を設計し、作製した。3段階の報酬量を用意し、正答してから報酬が出るまでの遅延時間(delay length)を3段階(長・中・短)設定し、報酬量と待ち時間を変数としてやる気を測定する課題である。この3x3の9条件で単純なVisual reaction me taskを設計した。健常なマーモセットでの行動データを取った。行動が安定するまでに予想より長い期間を要したため、ドーパミン受容体の発現をノックダウンさせるウイルスベクターを注入して、成績への影響を調べるには至らなかった。今後、継続して検討する。

現在までの達成度 (段落)

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(2件)
  • 2018 実績報告書
  • 2017 実績報告書

URL: 

公開日: 2017-04-28   更新日: 2019-12-27  

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