研究領域 | 高難度物質変換反応の開発を指向した精密制御反応場の創出 |
研究課題/領域番号 |
18H04239
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
生長 幸之助 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 講師 (00583999)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 有機化学 / 合成化学 / 薬学 / 触媒・化学プロセス / 有機合成化学 / 均一系触媒 / クロスカップリング / 有機ラジカル / C-H活性化 |
研究実績の概要 |
前年度に発見された、ホウ素によるアルコール認識を介したC(sp3)-H変換の開発に取り組んだ。すなわち、ボレート型認識によりアルコールα位C-H結合の弱化現象が観測され、反応促進に関与するとともに、位置選択的なC(sp3)-H結合編案に繋がるものと考えられた。可視光レドックス触媒(PC)-水素原子移動触媒(HAT)系とホウ素結合弱化触媒系を共同させる形でアルコールα位およびMichaelアクセプターを結合させるC-Hアルキル化系を開発し、原著論文として報告できた(Synthesis, in press)。 また並行して、より酸化耐性のあるケイ素化合物をホウ素の代わりに活用可能である事実も見いだすことができた。同様の反応形式にてシリカート型結合弱化現象を実証し、こちらも原著論文として報告した(Adv. Synth. Catal. 362, 337)。 これらはラジカル共役型錯体触媒系と協働させることにより、従来型触媒系では実現不可能なアルコール原料の新反応形式への拡張にあたって、基盤となる発見と言える。
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現在までの達成度 (段落) |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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