研究領域 | 高難度物質変換反応の開発を指向した精密制御反応場の創出 |
研究課題/領域番号 |
18H04244
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 神戸学院大学 (2019) 金沢大学 (2018) |
研究代表者 |
稲垣 冬彦 神戸学院大学, 薬学部, 教授 (80506816)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | Z型配位子 / 金触媒 / 環化反応 / 金属錯体 / 触媒反応 / 環化 |
研究実績の概要 |
我々は、Z型配位子の電子受容性が、中心金属の電子密度を下げてそのルイス酸性を向上し、新たな反応性創出をもたらすのではないかと考えている。そこで、空間制御を意識したZ型配位子(ホウ素)を有する新規金錯体[Au(DPB)L]X (DPB = diphosphine-borane)を各種合成し、触媒反応を検討したところ、一般の金触媒よりもZ型金触媒を用いた場合に、空気中の二酸化炭素を利用した室温下でのプロパルギルアミン誘導体との触媒的環化反応において良好な収率で目的の環化体が生成した。 また、Z型金触媒を用いたエン-オール体との反応では7-endo-trig型環化が進行し、対応する2,2-ジメチルオキセパン誘導体が効率よく得られた。Z型配位子は中心金属の電子を受容するため、金属のd電子数や形式酸化数に影響を及ぼす可能性がある。そこで、新規反応性獲得を目的に一般的な3価の金にZ型配位子を導入したAu(DPB)Cl3を合成し、そのカチオン性触媒[Au(DPB)](SbF6)をイン-インドール体と処理したところ、ダイマー型環化体が得られた。さらに本反応は、高収率かつ高ジアステレオ選択的に進行することも見出した。
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現在までの達成度 (段落) |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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