研究領域 | 高難度物質変換反応の開発を指向した精密制御反応場の創出 |
研究課題/領域番号 |
18H04249
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
三宅 由寛 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (00347270)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | ジアザポルフィリン / アルカン / 酸化反応 / ピリジン / 電子受容性配位子 / 電子移動 |
研究実績の概要 |
今年度は新たにジアザポルフィリンマンガン錯体を合成し、種々触媒反応を検討したところ、C-H結合の直接的フッ素化反応を進行させることを見いだした。有機フッ素化合物はフッ素の原子サイズ、電気陰性度に由来し特有の性質を持つ。例えば、アルキル基の水素の一部をフッ素に置き換えることで、生物活性、代謝安定性が向上することが知られている。また、近年ではPETイメージングにおいて、18F同位体が用いられている。そのため、アルキル基の一部を直接フッ素化する反応の開発は近年さかんに研究されている。ポルフィリンマンガン錯体が触媒として働くことは知られていた。今回合成したジアザポルフィリンマンガン錯体はポルフィリンマンガン錯体よりも高い触媒活性を示した。電気化学的測定から、ジアザポルフィリンマンガン錯体の方が心金属の電子密度が低下していることが明らかとなり、この性質が触媒活性に影響を与えていると考えている。
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現在までの達成度 (段落) |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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