研究領域 | なぜ宇宙は加速するのか? - 徹底的究明と将来への挑戦 - |
研究課題/領域番号 |
18H04357
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
二間瀬 敏史 京都産業大学, 理学部, 教授 (20209141)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 宇宙シア / 大規模銀河サーベイ / 銀河形状測定 / PSF補正 / 弱い重力レンズ / 暗黒エネルギー / 加速膨張 / ノイズ補正 |
研究実績の概要 |
近未来の大規模銀河サーベイによる暗黒エネルギー研究のために、宇宙シアと呼ばれる大規模構造による弱い重力レンズ効果が注目されている。この宇宙シアの観測から暗黒エネルギーの性質を導くために莫大な数の微小な銀河の形状の正確な測定が決定的に重要である。本研究では新たな銀河形状の測定法と観測に付随した様々な系統的な雑音を除去する方法を提案し、それらを実際の観測データに適用できる準備を整えた。 形状測定においては高次モーメントを使う方法、通常の2次モーメントの改良法を開発して、実際の観測データに適用し銀河団による弱い重力レンズによって従来の方法より詳細な中心部の構造が得られることを示した。このことから宇宙シアの測定にも有効であることが期待され、すばる望遠鏡の解析パイプラインに組み込むことにしている。これは現在、。進行中である。 雑音除去については、観測領域にある本来点上である星像から補正する。これをPoint Spread Function(PSF)補正というが、従来のPSF補正は微小で淡い銀河像に対して非常に精度が悪くなるため、経験的に得られた補正法を使う必要があった。本研究では経験的に得られた方法に依存しない方法でのSF補正法を開発し、実際に有効であることを示した。
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現在までの達成度 (段落) |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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