研究領域 | 反応集積化が導く中分子戦略:高次生物機能分子の創製 |
研究課題/領域番号 |
18H04413
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
岡野 健太郎 神戸大学, 工学研究科, 准教授 (30451529)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ハロゲンダンス / 炭素アニオン / 有機合成 / マイクロフロー / 中分子 / ピロール / チアゾール / チオフェン / フラン / ワンポット反応 / カルボアニオン |
研究実績の概要 |
2019年度は、ブロモ基が分子内で動きながらワンポットで二つの結合を形成するハロゲンダンスを鍵として、ルキアノールAおよびB、ニンガリンB、ラメラリンSおよびZの全合成を達成した。二つのブロモ基を足がかりに、上部芳香環を位置選択的カップリングにより導入する集積型合成法が、関連する化合物群の合成に広く応用できることを示した。また、ハロゲンダンスの後、有機亜鉛反応剤へのトランスメタル化を経て根岸カップリングする、ラメラリン類の第二世代合成も達成した。 バッチ系にてハロゲンダンスが進行する、その他のヘテロ芳香族化合物を基質としてマイクロフロー反応を実施し、いくつかの基質においてハロゲンダンス前後の短寿命アリールリチウムを捕捉する条件を見出した。その過程で、攪拌効率が、選択性に大きく影響することも確認した。特に、バッチ型反応装置では開環反応を経て分解するチアゾールについて、マイクロフロー反応によりハロゲンダンス前の短寿命アリールリチウムを捕捉することにも成功し、フローマイクロリアクターの合成的有用性を示すことができた。 ハロゲンダンスにおいて、反応系中で発生する短寿命炭素アニオンの捕捉を検討する中で見出した、金属ジアミン錯体によるin situトランスメタル化を利用すると、フローマイクロリアクターでは選択的な捕捉が困難であった、2,5-ジブロモチオフェン由来の炭素アニオンを捕捉できた。さらに、新規金属ジアミン錯体を合成し、その他の従来合成的に利用できなかったアニオンの捕捉も実現した。
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現在までの達成度 (段落) |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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