研究領域 | 次世代物質探索のための離散幾何学 |
研究課題/領域番号 |
18H04474
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
中島 千尋 東北大学, 情報科学研究科, 特任助教 (40599122)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | データサイエンス / 情報統計力学 / スパース推定 / 材料科学 / データ科学 / 統計力学 / ブートストラップ / スパースモデリング / モンテカルロ法 |
研究実績の概要 |
観測情報のリサンプリングによる再構成結果の分散を利用した信頼性評価の手法を放射線測定の連続変数モデルに適用し、ならびに原分布に含まれるピークの数と測定データの欠損度合いに対する分散の依存性の急変ならびにスケーリング的振る舞いを見出した。これを用いた再構成の正誤判定の枠組みを整備した。また、圧縮センシングの研究から得た着想を用いて、キャビティ流の形状およびメッシュ最適化問題に関する手法開発を行い、論文として出版した。 電子線CTや放射線測定のモデルの再構成結果において、リサンプリング分散の観測データの差分に対する鋭敏性を確認し、この振る舞いとスピングラス模型に見られるディスオーダーカオスの類似性に着目した比較を行った。データに基づく再構成における分散の振る舞いはスピングラス模型のカオス的振る舞いとは定量的に異なるように見受けられた。この鋭敏性に対する特徴付けをディスオーダーカオスとは別の角度から模索する必要があり、この点は課題として依然残っている。 また、電子線CTおよび放射線源検知のモデルにおいて仮想的な観測に対するリサンプリングに基づく分散の大きさが独立な情報の度合いと関連することを見出し、これを情報取得の指標として予測分散の大きくなる点をつぶすように計測を進めることで観測点(電子線CTにおける射影の方向や、放射線源検知における観測位置)の最適化はかる研究を進めている。これも現在遂行途中である。
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現在までの達成度 (段落) |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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