研究領域 | 化学コミュニケーションのフロンティア |
研究課題/領域番号 |
18H04604
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
有本 博一 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (60262789)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 低分子 / 天然物化学 / 生物活性 / 生物活性低分子 |
研究実績の概要 |
化学コミュニケーションのフロンティア領域の公募研究として研究期間2年目の計画を推進した。この課題では、細菌と感染に関わる宿主側のタンパク質翻訳後修飾であるS-グアニル化に着目している。S-グアニル化を受けたタンパク質がオートファジー分解を受けることから、これを逆に応用して、特定の細胞内タンパク質の選択的分解につなげる検討を行っている。 細胞内のタンパク質に高選択的に作用する分子素子として、医薬品として長い実績がある天然有機化合物(天然物)がある。そこで、S-グアニル修飾の人工誘導体合成を引き続き進めるとともに、天然物と結合させたbi-valent分子を調製して、標的の減少がみられるかを調査した。これらの成果を関連の研究成果と合わせて2019年秋にMol Cell誌で発表した。現在、創薬研究において、疾患原因物質の分解を促進するデグレーダーが関心を集めているが、我々の成果もAltmetrics 140に達するなど、top 10%以内の高い国際的注目を得た。
このように天然物の用途開拓という視点で2年間の研究してきたが、天然物自体を合成原料として新分子を設計すると、頻繁に供給元、供給量などの問題が顕在化した。また、標的タンパク質との特異的結合が明確になっている天然物の種類に限りがある。このことから今後は、基本的な研究方針を維持しつつも、標的化素子のソースとして天然物類似の構造を持つ合成分子も排除しない方がよいと考えられた。
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現在までの達成度 (段落) |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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