研究領域 | 分子合成オンデマンドを実現するハイブリッド触媒系の創製 |
研究課題/領域番号 |
18H04661
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
武藤 慶 早稲田大学, 理工学術院, 講師(任期付) (60778166)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
2019年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2018年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | 脱芳香族化 / パラジウム触媒 / 炭素-炭素結合形成 / 多成分反応 / 配位子 / 分子触媒 / 脂環式化合物 / 脱芳香族 / パラジウム / ベンジルアルコール / アリル化 / 芳香族アルコール |
研究実績の概要 |
申請者が継続して研究している「結合切断を起点とする触媒的脱芳香族的官能基化反応」の改良を行った。この手法は、脱芳香族的官能基化において最難関基質である単純なベンゼン環の脱芳香族的化学修飾を実現する手法である。既存の脱芳香族的官能基化法が抱えていた量論量の金属試薬や過剰量のベンゼン類を用いずとも反応が進行し、良好な収率で脱芳香族化体が得られる。しかし、適用可能な求核剤がアリル求核剤のみであり、求核剤の一般性獲得が課題であった。これに際し、求核剤の位置制御可能な新規触媒をデザインし、反応に適用することに解決の糸口を求めて研究した。具体的にはパラジウム触媒によるベンジルアルコール類やアンモニウム類の脱芳香族的炭素-炭素形成反応の開発研究を行い、①用いる遷移金属触媒に併用する配位子のデザイン・開発と、②二つの金属の協働触媒系の確立を目的として研究を進めた。 ①に関して、未だ反応収率と位置選択性は完全ではないものの、新たな求核剤としてエノラート類を用いて脱芳香族的官能基化が進行し、デザインした配位子を用いることで市販の配位子とは位置選択性が逆転することを確認した。②に関しては、系中で活性な金属求核種を発生させられることと、この求核種を用いた脱芳香族的反応の進行は確認できているが、収率が50%を上回るには至っていない。 一方で、本研究から大きく派生し、全く新しい芳香族化合物としてハロアレーン類を出発原料に用いた脱芳香族的官能基化の開発に成功した。
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現在までの達成度 (段落) |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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