公募研究
新学術領域研究(研究領域提案型)
1.1.7 um帯広帯域SC光源を用いた高深達光コヒーレンス顕微鏡(OCM)の開発と深部イメージングEr添加ファイバレーザーの出力を増幅後,ファイバ中の誘導ラマン散乱を用いて波長1.7um帯に波長シフトをした高出力超短パルス光を生成した.更に,高非線形ファイバに結合してスペクトルを拡げ,全ファイバ型の波長1.7um帯広帯域SC光源を開発した.そして,開発したSC光源とおよび長波長帯用フォトダイオードアレイと回折格子を用いた広帯域分光器を開発し,同波長帯における高深達・高分解能な光コヒーレンス顕微鏡(OCM)を開発した.そして,マウス脳において~1.8mmまでの深部の高解像イメージングに成功し,神経細胞の高分解能なイメージングに成功した.2.OCT/OCMと多光子顕微鏡を融合したマルチモーダル顕微鏡の開発単一の長波長用高NAレンズを用いて,波長1.7umのSC光源を用いたOCMと,波長1.55umの超短パルスレーザーを用いた3光子励起蛍光顕微鏡を融合した,マルチモーダル顕微鏡を開発した.更に,開発した顕微鏡を用いて植物細胞の観測を行い,OCMの深部構造イメージと3光子顕微鏡の高解像イメージの比較を行った.OCMでは構造が,3光子顕微鏡では蛍光物質が観測できた.そして,二つのイメージングを結合することで,全体構造の中で,特定の場所に分布する蛍光物質を観測することができ,バイオイメージングに有効な情報を得ることができた.3.研究の総括研究結果の解析・検討を行った.そして,研究の総括を行った.
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2020 2019 2018 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 5件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (12件) (うち国際学会 6件、 招待講演 3件) 備考 (2件)
Scientific Reports
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Journal of Biomedical Optics
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レーザー研究
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130008074897
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フォトニクスニュース
巻: 4 ページ: 64-68
http://www.nuee.nagoya-u.ac.jp/labs/optelelab/index.html
http://www.nuee.nagoya-u.ac.jp/labs/optelelab/