研究領域 | 共鳴誘導で革新するバイオイメージング |
研究課題/領域番号 |
18H04755
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 分子科学研究所 |
研究代表者 |
飯野 亮太 分子科学研究所, 生命・錯体分子科学研究領域, 教授 (70403003)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
2018年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | 1分子計測 / 分子モーター / プラズモン共鳴 / 1分子イメージング / バイオイメージング |
研究実績の概要 |
本課題では、金ナノ粒子、銀ナノ粒子、および金と銀の合金(アロイ)からなるプラズモニックナノ粒子を用いた、マルチカラー1分子観察法を開発した。金ナノ粒子と銀ナノ粒子、およびその合金では、プラズモン共鳴のピークの波長が大きく異なる。この性質を利用してマルチカラー観察を達成した。 1.プラズモニックナノ粒子の表面コート法の最適化:金ナノ粒子、銀ナノ粒子、および金銀アロイナノ粒子の表面をストレプトアビジンでコートすることで、ビオチン化したタンパク質分子モーターに特異的に結合させる方法を確立した。 2.プラズモニックナノ粒子2色1分子観察光学系の時間分解能の改善:我々が以前開発した全反射型レーザー暗視野顕微鏡(Ueno BiophysJ 2010)にデュアルビュー結像光学系を導入し(Kinosita JCB 1991)、1台の検出器で2種のプラズモニックナノ粒子を同時に観察可能にした。さらに、検出器をEMCCDカメラから高速度CMOSカメラに変更し、時間分解能を50ミリ秒程度から10μ秒に改善した。 3.プラズモニックナノ粒子3色1分子観察光学系の構築:2の光学系に波長473 nmのレーザーを導入し、金:銀比が80:20のアロイナノ粒子の観察を可能にした。さらに、分光器を用いることで、シンプルな光学系による金ナノ粒子、銀ナノ粒子、金銀アロイナノ粒子の3色同時観察を可能にした。 4.脂質膜分子の拡散運動の3色同時観察:3で開発したイメージングシステムを用い、モデル脂質二重膜中のリン脂質の並進拡散運動を3色同時観察することに成功した。2つの粒子の近接によるプラズモンカップリングによる散乱波長の長波長シフトの検出にも成功した。
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現在までの達成度 (段落) |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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