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分子・細胞・組織におけるキラリティ構造の定量解析と階層間変換原理の解明

公募研究

研究領域生物の3D形態を構築するロジック
研究課題/領域番号 18H04762
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
研究機関関西医科大学

研究代表者

玉田 篤史  関西医科大学, 医学部, 准教授 (60270576)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
2019年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2018年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
キーワードキラリティ / 左右非対称性 / イメージング / ミオシン
研究実績の概要

本研究では、生物の様々な階層におけるキラリティ・左右非対称構造を明らかにし、階層間をつなぐキラリティ構造の変換原理を探ることを目指した。本年度は、まず、細胞集団・組織・器官・個体レベルにおいて、キラリティ・非対称構造が存在するのかどうかについてさらに解析を行い、様々な細胞・組織等において、平面上での右回りの旋回性、および、右ねじらせん回転運動という共通したキラルパターンがみられることを明らかにした。また、本研究では神経系と細胞性粘菌の形態形成を対象として用いて、「分子のキラリティが細胞のキラリティに変換され、組織・器官・個体レベルでの左右非対称性に変換される」という、分子キラリティから脳の左右非対称性形成に至る階層的な仮説を「キラルニューロンモデル」として発表しており、本年度はモデルの改良・修正を実施した。さらに、キラルニューロンモデルの検証を行うために、最下層の分子のキラリティ構造に摂動を与えたときの、上位階層におけるキラリティ・非対称性に現れる変化を検出することで、階層間をつなぐキラリティの変換原理を解明することを目指した。これに関しては。多次元・マルチカラーイメージング技術と3D形態・4D運動に関する解析技術分子構造を改変する技術、ならびに、上位階層におけるキラルな表現型を解析する技術も確立した。この技術を用いモデルの詳細な検証を進めることが可能となり、生体における非対称・キラル構造の原理が明らかになるものと期待される。

現在までの達成度 (段落)

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和元年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(2件)
  • 2019 実績報告書
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 2018

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Chiral Neuronal Motility: The Missing Link between Molecular Chirality and Brain Asymmetry2019

    • 著者名/発表者名
      Tamada Atsushi
    • 雑誌名

      Symmetry

      巻: 11 号: 1 ページ: 102-102

    • DOI

      10.3390/sym11010102

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] コンピュータービジョンに基づく形態・運動解析技術の神経回路形成機構研究への応用2018

    • 著者名/発表者名
      玉田篤史、五十嵐道弘
    • 学会等名
      日本神経科学学会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-01-27  

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