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根-地上部間を伝搬する高速カルシウムシグナルの分子基盤

公募研究

研究領域植物の成長可塑性を支える環境認識と記憶の自律分散型統御システム
研究課題/領域番号 18H04775
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
研究機関埼玉大学

研究代表者

豊田 正嗣  埼玉大学, 研究機構, 准教授 (90714402)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2018年度)
配分額 *注記
10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
2018年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
キーワードカルシウムシグナル / グルタミン酸 / グルタミン酸受容体 / シロイヌナズナ / 傷害 / バイオセンサー / カルシウム / 長距離シグナル / 電気生理学
研究実績の概要

植物は、葉や根を傷つけられた時、傷害を受けた器官のみならず、遠く離れた健康な器官でも抵抗性を上昇させる。このような全身獲得抵抗性反応は古くから知られているが、どのようにして植物は傷害を感知し、この情報を高速伝搬させ、全身の抵抗性を上げるのかは、明らかになっていない。今年度は、植物全体を高速イメージングできる顕微鏡技術に、カルシウム/グルタミン酸バイオセンサーおよび電気生理学的手法を組み合わせることで、全身獲得抵抗性反応の最も初期反応である傷害感知の分子機構の解明を試みた。その結果、植物が傷つけられた時、細胞や組織からグルタミン酸が流出し、それを維管束に発現しているグルタミン酸受容体が結合することで、全身性の長距離・高速カルシウムシグナルが発生するという新しい植物の傷害感知-高速情報伝達モデルの提唱に至った。本研究内容は、2018年9月14日に、米国科学雑誌「Science」に公開される予定である。

現在までの達成度 (段落)

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Glutamate triggers long-distance, calcium-based plant defense signaling2018

    • 著者名/発表者名
      Masatsugu Toyota, Dirk Spencer, Satoe Sawai-Toyota, Jiaqi Wang, Tong Zhang, Abraham Koo, Gregg Howe, Simon Gilroy
    • 雑誌名

      Science

      巻: in press

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり / 国際共著

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2019-12-27  

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