研究領域 | 多様な質感認識の科学的解明と革新的質感技術の創出 |
研究課題/領域番号 |
18H05016
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 岩手県立大学 (2019) 関西医科大学 (2018) |
研究代表者 |
眞田 尚久 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 准教授 (40711007)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
2019年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | 受容野 / 運動視 / 視覚運動 / 質感 / 大脳皮質 / 高次視覚領野 / 複雑運動 / 質感情報 |
研究実績の概要 |
高次視覚皮質領野であるMT野/FST野から記録を行い、運動情報が空間的にどのように統合されていくかを調べる実験を複雑運動刺激を用いて行った。 運動ベクトルの空間連続性を液体らしさのパラメータに用い、運動ベクトルの平均の運動方向との2軸の刺激空間での応答特性を調べた結果、MT野神経細胞は運動ベクトルの空間連続性には選択性を持たず運動方向のみに選択性を示す細胞だけでなく、両刺激パラメータに選択性を示す細胞が存在することが明らかになった。それに対し、FST野にはMT野に存在した細胞に加え、運動方向に対しては選択性が低いが運動ベクトルの空間連続性に選択性を示す細胞が存在した。FST野はMT野からの強い投射を受けていることから、MT野からFST野への経路で段階的に運動情報の空間統合が起こっていることが示唆される。 このような特性の細胞の受容野特性を明らかにするために、複雑運動刺激とFST野神経細胞活動の相関を計算することでFST野の視覚運動―空間の高次受容野特性を計測した。その結果、FST野細胞は受容野内には複数の運動方向選択性を示す内部構造が存在することが明らかになった。
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現在までの達成度 (段落) |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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