研究領域 | 配位アシンメトリー:非対称配位圏設計と異方集積化が拓く新物質科学 |
研究課題/領域番号 |
19H04561
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
山本 浩司 群馬大学, 大学院理工学府, 助教 (80725557)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2020年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 金属-カーボンナノベルト / キラリティー / 錯形成 / 巻方向キラリティー / 芳香族三座配位子 / 配位重合 / 光学活性ナノチューブ / カーボンナノベルト / 金属カーボンナノベルト / キラル素子 / 遷移金属錯体 / カルバゾール / ピラジン |
研究開始時の研究の概要 |
カーボンナノチューブ(CNT)は,炭素原子でできたナノメートルサイズの筒であり,新素材として注目を集めています.このCNTに金属原子を埋め込んだ金属-カーボンナノチューブ(M-CNT)は,筒内部に金属原子が並んだ空間を持ち,CNTの高機能化につながる可能性を秘めています.本研究では,M-CNTのモデルとして,右ネジ・左ネジのような筒の巻方向,埋め込む金属および筒の大きさを揃えた金属-カーボンナノベルト(M-CNB)の合成に挑みます.さらに,このM-CNBをつなげたナノチューブの内部空間を活用した革新的な機能を探索します.
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研究実績の概要 |
芳香環が環状に縮環したカーボンナノベルト(CNB)は,カーボンナノチューブの部分構造に相当し,その物性と機能に関心がもたれている.そのπ共役骨格に金属原子を組み込んだ金属-カーボンナノベルト(M-CNB)では,金属原子のd電子と共役系のπ電子との相互作用により,CNBとは異なる特性の発現が期待される.本研究では,このM-CNBにキラリティーを導入したキラルM-CNBを開発し,その筒内部のアシンメトリック配位空間が生み出す機能の発見・開拓を目指す. 今年度は,重要な鍵化合物である環状配位子の合成に成功した.配位子の合成法の確立という,本研究計画の最も重要な部分を達成できた.また,モデル化合物を用いて,二価パラジウムとの錯形成を予備的に検討し,モデル化合物にパラジウムが配位することが示唆された.
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現在までの達成度 (段落) |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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