研究領域 | 配位アシンメトリー:非対称配位圏設計と異方集積化が拓く新物質科学 |
研究課題/領域番号 |
19H04565
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
山本 浩二 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (70647198)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2020年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 非対称構造 / 金属クラスター / クラスター / サンドイッチ錯体 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、後周期遷移金属多核サンドイッチ錯体の構造に着目し、これを用いて非対称クラスターの設計・構築法を確立し、不斉分子認識や不斉触媒反応へ展開することを目指す。三核サンドイッチ構造に基づく非対称配位圏構築や二核サンドイッチ構造を用いた非対称配位圏構築に挑戦する。キラルな配位・反応場を有する講習期遷移金属サンドイッチ錯体が構築出来れば、新たな分子構造設計・開発やその応用研究へと期待できる。
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研究実績の概要 |
本研究では、サンドイッチクラスターの構造ユニットを用いた非対称配位圏の設計・構築方法の確立を目的として研究に取り組んだ。主な成果として、カルコゲノフェンをm3-架橋配位子とする非対称サンドイッチ錯体の合成及び構造解明に成功した。ヘテロアレーン類の多核金属中心に対する配位挙動は金属表面上の吸着や分子変換反応の機構を理解する上で重要な知見となり得ることから興味が持たれている。本研究では、5員環ヘテロアレーンであるカルコゲノフェンのパラジウムクラスターを合成し、背面配位子の違いによりセレノフェン-パラジウム五核錯体およびセレノフェン-パラジウム三核錯体が生成することを見出した。X線結晶構造解析および計算化学的手法によってセレノフェンが配位するパラジウム三核部位の構造評価を行ったところ、五核錯体中の三核コアはPd(I)-Pd(I)とPd(0)からなる局在化構造と考えることが可能である一方、三核錯体中の三核コアは形式的酸化数+IIの[Pd3]2+非局在化構造であることがわかった。これらは本研究目的であるサンドイッチ構造に基づく非対称配位圏の構築手法・設計指針に関して進展を与えた。
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現在までの達成度 (段落) |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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