研究領域 | 数理解析に基づく生体シグナル伝達システムの統合的理解 |
研究課題/領域番号 |
19H04949
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
山梨 裕司 東京大学, 医科学研究所, 教授 (40202387)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
2020年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2019年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | 神経筋シナプス / シグナル伝達 / 神経科学 |
研究開始時の研究の概要 |
神経筋シナプス(NMJ)は運動神経による骨格筋の制御に必須であり、その喪失は呼吸を含めた運動機能の喪失を招く。哺乳動物のNMJはアセチルコリン(ACh)を伝達物質とするシナプスであり、その機能には筋管細胞におけるACh受容体(AChR)遺伝子の発現が必須である。本研究では、数理解析とオミクス解析の手法を用いてAChR発現制御シグナルを統合的に理解するとともに、マウス個体におけるAChR発現制御シグナル分子群の機能解析と、NMJ関連疾患における当該分子群の異常の探索を推進し、その生理学的・病態生理学的な意義を解き明かす。
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研究実績の概要 |
神経筋シナプス(NMJ:Neuromuscular Junction)は運動神経による骨格筋の制御に必須であり、その喪失は呼吸を含めた運動機能の喪失を招く。哺乳動物のNMJはアセチルコリン(ACh)を伝達物質とするシナプスであり、その機能には筋管細胞におけるACh受容体(AChR)遺伝子の発現が必須である。本研究では、数理解析とオミクス解析の手法を用いてAChR発現制御シグナルを統合的に理解するとともに、マウス個体におけるAChR発現制御シグナル分子群の機能解析と、NMJ関連疾患における当該分子群の異常の探索を推進し、その生理学的・病態生理学的な意義を解き明かすことを目的としている。 昨年度の本研究においては、培養筋管細胞を用いたAChR発現制御シグナル分子群の動態解析とAChR発現制御において重要な役割を担うことを見出したタンパク質キナーゼファミリーをコードする遺伝子群を欠損したマウスの作成を進めた。そこで、本年度においては、AChR発現制御シグナルの全貌の解明に向け、数理解析に必要な当該シグナル分子群の動態解析を継続して実施すると共に、上記タンパク質キナーゼファミリーの遺伝子欠損マウスの作出を完了した。さらに、当該マウスのAChR発現制御や、NMJ、運動機能に関する解析を実施し、既にNMJ形態の異常を観察している。
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現在までの達成度 (段落) |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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