研究領域 | 「意志動力学(ウィルダイナミクス)の創成と推進」に関する総合的研究 |
研究課題/領域番号 |
19H05006
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
櫻井 勝康 筑波大学, 国際統合睡眠医科学研究機構, 助教 (70507920)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2020年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 性行動 / ドーパミン / 痛み / オーガズム / 神経回路 |
研究開始時の研究の概要 |
目的1. オーガズムを視覚的に捕える-オーガズムの脳内表現 - 1-1. Cat-FISHによるオーガズムをコードする神経細胞群の探索 1-2. in vivoイメージングによるオーガズムをコードする神経細胞群の神経活動の計測 目的2. オーガズムを機能的に捕える-オーガズムのコントロール - 2-1. CANEシステムによるオーガズムをコードする神経細胞群の操作
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研究実績の概要 |
性行動は様々な生物・動物が行う本能行動である。そして性行動の原動力は性欲である。性欲はオーガズムによって満たされる。すなわち、性行動の報酬とはオーガズムに達することによって得られる快楽であると考えられる。我々は雄マウスが射精後に数十秒間の不動状態を示すことを見出している。この不動状態が脳内報酬系の鍵となるドーパミン(DA)の放出によって引き起こされているのかを確認するために、腹側被蓋野のDAニューロン(VTADA)の神経活動、側坐核におけるDA放出の動態を、ファイバーフォトメトリー法によって計測した。その結果、神経活動、放出共に、射精直後に一過性の上昇を示すことを見出した。しかし、DREADDによるVTADAの特異的な抑制は、射精後の不動状態に顕著な影響を及ぼさなかった。興味深いことに、不動状態中は痛み刺激に対して反応しないことを見出した。痛みの情報伝達に関与する視床の神経活動をファイバーフォトメトリー法によって計測した結果、不動状態中は視床の神経活動が抑制されることを見出した。我々はさらに、性行動における雌マウスのDAニューロンの活動動態の計測も行った。その結果、オスの射精直後に雌マウスのVTADAが一過性に活動することを見出した。また、逆行性トレーサーや逆行性アデノ随伴ウイルスをを用いた実験から、この雌マウスのVTADAの一過性の活動上昇は、分界条床核からの入力によって引き起こされている可能性を見出した。
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現在までの達成度 (段落) |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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