研究領域 | 新しい星形成論によるパラダイムシフト:銀河系におけるハビタブル惑星系の開拓史解明 |
研究課題/領域番号 |
19H05076
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
竹内 努 名古屋大学, 理学研究科, 准教授 (90436072)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 銀河形成 / 銀河進化 / 理論天文学 / ダスト / 星間物質 / 星形成 / 輻射 / 惑星形成 / 化学進化 / ダスト形成 / ダスト進化 / 惑星系形成 / 銀河生存可能領域 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、我々の最新のダスト進化モデルを銀河系円盤に適用し、銀河系円盤のハビタブルゾーンの評価を精密化することを目指す。このため、銀河系円盤の化学進化を(1)解析的な半径依存性を考慮した化学進化モデル、(2)銀河円盤形成シミュレーションという2通りの方針で扱い、ダスト進化理論を組み込む。これらを通じて、より強固な理論的基礎に基づく惑星形成確率の空間分布、その延長としての銀河系ハビタブルゾーンについての予言を与えることが目的である。
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研究実績の概要 |
本研究では、我々の最新のダスト進化モデルを銀河系円盤に適用し、銀河系円盤のハビタブルゾーンの評価を精密化することを目指す。このため、銀河系円盤の化学進化を(1)解析的な半径依存性を考慮した化学進化モデル、(2)銀河円盤形成シミュレーションという2通りの方針で扱い、ダスト進化理論を組み込む。これらを通じて、より強固な理論的基礎に基づく惑星形成確率の空間分布、その延長としての銀河系ハビタブルゾーンについての予言を与えることが目的である。浅野-竹内モデルではダストの形成・成長・破壊過程を整合的に解くことでサイズ分布を与えられる。よって、空間分布を考慮したモデル・シミュレーションと組み合わせれば星間ダストのサイズ分布(典型的に~ 0.1 μm)を銀河系の位置の関数として計算することができる。さらに銀河の星形成と輻射場を整合的に与えることで、銀河系ハビタブルゾーンのより厳密なマップを計算する。 2019年度は銀河系進化の基礎となる(1)の化学進化モデルの拡張に成功し、物質降着まで考慮したダストのサイズ分布理論を構築することができた。これについて学会、研究会で関連する結果を多数発表した。2020年度はこれを発展させ、空間分布を扱える輻射輸送モデルまで構築することができた。この結果は査読誌に投稿済みで、レフェリーコメントにしたがって改訂中である。これらの理論的ツールにより、将来の銀河ハビタブルゾーン理論の発展が期待できる結果となった。
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現在までの達成度 (段落) |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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