研究領域 | 新しい星形成論によるパラダイムシフト:銀河系におけるハビタブル惑星系の開拓史解明 |
研究課題/領域番号 |
19H05090
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東京電機大学 (2020) 国立天文台 (2019) |
研究代表者 |
樋口 あや 東京電機大学, 理工学部, 助教 (00648214)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | デブリ円盤 / ALMA望遠鏡 / 原始惑星系円盤 / 電波天文学 / ALMA |
研究開始時の研究の概要 |
デブリ円盤は、太陽系以外の若い恒星周りで発見された、主に塵や岩石から構成される円盤で、数10-数100auの半径を持つリング状構造をしたものが多く見つかっており、リング構造や既に円盤内で形成された惑星の探査などの研究がなされてきた。しかし近年、デブリ円盤にはほとんどないと考えられてきた「ガス成分」が多くのデブリ円盤で発見され、その起源が注目されている。本研究では、デブリ円盤のガスの化学組成に着目し、その起源が、形成過程で残存されたものであるのか、あるいは塵からの2次的供給であるのかを探る。
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研究実績の概要 |
デブリ円盤は、太陽系以外の若い恒星周りで発見された、主に塵や岩石から構成される円盤で、数10-数100auの半径を持つリング状構造をしたものが多く見つかっており、リング構造や既に円盤内で形成された惑星の探査などの研究がなされてきた。しかし近年、デブリ円盤にはほとんどないと考えられてきた「ガス成分」が多くのデブリ円盤で発見され、その起源が注目されている。本研究ではデブリ円盤のガスの組成に着目し、その起源が形成過程で残存されたものであるのか、あるいは塵からの2次的供給であるのかを探る。本年度は昨年度から引き続き、ALMA望遠鏡のアーカイブデータと独自の解析ツールを用いることで、デブリ円盤のガスの物理状態について解析を行い、これまでにない視点での研究を推進した。また近年の観測研究をまとめた解説論文も執筆した。今後は、研究室に所属する学生の卒業研究のテーマとして、電波観測だけにとどまらず、光・赤外線望遠鏡による観測デブリ円盤の研究を推進し、データ取得後は、独自のデータアーカイブを構築することも検討していきたい。
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現在までの達成度 (段落) |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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