研究領域 | マルチスケール精神病態の構成的理解 |
研究課題/領域番号 |
19H05201
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
佐々木 哲也 筑波大学, 医学医療系, 助教 (10634066)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2020年度)
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配分額 *注記 |
7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2020年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 大脳皮質 / 領野 / シナプス / ASD / 霊長類 / 樹状突起 / スパイン / 自閉スペクトラム症 |
研究開始時の研究の概要 |
ヒトの脳では、出生から子供の時期にかけてシナプスが急速に増えた後、大人になるにつれて減っていく。このような現象をシナプスの「刈り込み」と呼ぶ。自閉スペクトラム症(ASD)患者の脳では、シナプスの「刈り込み」がうまくいかず、余分な神経回路が残っているためにスムーズな情報伝達が妨げられていると考えられている。げっ歯類では明確なシナプス「刈り込み」が観察されない。私たちは、ヒトと同じ霊長類であるマーモセットを使って自閉症の原因に迫ろうと企図した。ヒト自閉症脳の特徴を反映したサルを使って研究することで、自閉症の新しい治療法の開発に貢献できると期待される。
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