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非典型的ユビキチン化の機能と破綻、その人工的制御

公募研究

研究領域ケモテクノロジーが拓くユビキチンニューフロンティア
研究課題/領域番号 19H05297
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 複合領域
研究機関昭和大学

研究代表者

森戸 大介  昭和大学, 医学部, 講師 (20514251)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2020年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
キーワードミステリン / RNF213 / ユビキチン / もやもや病 / ユビキチンリガーゼ / 脂肪滴
研究開始時の研究の概要

難治性脳血管疾患もやもや病の責任遺伝子ミステリン(別名RNF213)にはユニークなハイブリッド酵素(ATPアーゼ/ユビキチンリガーゼ)がコードされており、細胞内の脂質代謝制御に寄与している。本研究では、ミステリン酵素活性の様態と機能およびその異常による細胞障害の実態について解明を進めると共に、ケモテクノロジーによる人工的制御を目指す。

研究実績の概要

もやもや病は日本を初めとする東アジア諸国に多い脳血管疾患で、頭蓋内の限定された領域における動脈狭窄、脳血流低下、それを補う為の特異な形状の側副血行路(もやもや血管)の発達、発病後期におけるもやもや血管からの出血などを特徴とする。病因、病変の形成プロセス、病変が脳底に限られる原因などについていずれも未解明である。虚血、出血両症状に対して頭蓋内外での血管バイパス形成が治療として行われるが、再発する場合があり、根治療法の確立が待たれている。研究代表者は自らの手によりもやもや病責任遺伝子ミステリン(別名RNF213、ALO17)の分子クローニングを行い、ミステリン遺伝子産物のATPアーゼ活性、ユビキチンリガーゼ活性、これら酵素活性の上に立脚した脂質代謝制御機能などについて世界に先がけて明らかにしてきた(PLOS ONE, 2011, Sci Rep, 2014, 2015, 2017, J Cell Biol, 2019)。また、もやもや患者変異ミステリンが脂質代謝制御機能を失い、細胞内に凝集様の構造を形成することを世界で初めて見出した(J Cell Biol, 2019)。これまでの知見を踏まえて、ミステリンユビキチンリガーゼ活性の酵素学的詳細およびミステリンの生理、病態機能におけるユビキチンリガーゼ活性の意義について検討を行った。加えてミステリンの酵素活性を標的にしたケモテクノロジー開発を行った。

現在までの達成度 (段落)

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(2件)
  • 2020 実績報告書
  • 2019 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2020 2019

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [雑誌論文] もやもや病遺伝子の代謝制御機能2019

    • 著者名/発表者名
      森戸大介
    • 雑誌名

      生化学

      巻: 91 号: 6 ページ: 815-819

    • DOI

      10.14952/SEIKAGAKU.2019.910815

    • NAID

      40022117313

    • ISSN
      0037-1017
    • 年月日
      2019-12-25
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] The 591 kDa AAA+/Ubiquitin Ligase Regulates the Cellular Fat Metabolism2020

    • 著者名/発表者名
      Daisuke Morito
    • 学会等名
      Keystone Syposia "AAA+ Proteins: From Atomic Structures to Organisms"
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 国際学会

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2021-12-27  

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