研究領域 | 分子夾雑の生命化学 |
研究課題/領域番号 |
20H04692
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
神谷 厚輝 群馬大学, 大学院理工学府, 助教 (70612315)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2021年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | ナノポアタンパク質 / 人工細胞膜 / パッチクランプ / βバレル / リポソーム / 膜タンパク質 / マイクロデバイス / パッチクランプ法 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、膜タンパク質を合成生物学的手法により改変させることで、分子夾雑下での目的分子の検出を目指す。
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研究実績の概要 |
OmpGのβストランド数を変えることで、OmpGナノポア直径を変えられるかを検討した。βストランドを4本削除した変異体、βストランドを4本挿入した変異体等を作製し、その変異体を大腸菌で発現させ精製した。そして、これらのOmpGのイオン透過を人工細胞膜パッチクランプにて検討した。また、様々な分子量のポリエチレングリコールでOmpGナノポア内を閉塞することで、イオン透過の阻害からOmpGナノポア直径を検討した。βストランド数を減らすとナノポア直径が小さくなり、βストランド数を増やすとナノポア直径が大きくなることが分かった。例えば、かさ高い側鎖をもったアミノ基が増加すると、βストランド数を増やしてもイオン透過が減少した。したがって、βストランド数の本数だけではなく、ポア表面のアミノ酸の側鎖の状態も大きくイオン透過に関与することが分かった。また、リポソーム膜内にOmpLAを再構成し、OmpLAのホスホリパーゼ活性を活用すると、膜の曲率が変化してリポソームが分裂する様子が観察された。
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現在までの達成度 (段落) |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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