研究領域 | 細胞機能を司るオルガネラ・ゾーンの解読 |
研究課題/領域番号 |
20H04907
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
白根 道子 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(薬学), 教授 (90398082)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2021年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | オルガネラ / 神経 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究ではER-LE MCSs複合体因子(FKBP38, VAP, TMEM55, PDZD8など)について、以下の解析を行う。われわれが独自に確立した活性評価系で(1)MCSsの形成能とMCSsの代表的な機能(2)脂質輸送、(3)細胞内カルシウムイオン調節、(4)オルガネラ動態制御について解析する。また予備的研究により作製した(5)変異マウスの神経系表現型を解析し、MCSs機能と神経変性疾患との関連を明らかにする。 以上より、ER膜構造制御によるER-LE MCSs繋留機構と、神経細胞の恒常性維持との関連を明らかにし、軸索変性症の原因解明に繋げる。
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研究実績の概要 |
プロトルーディン(Protrudin)はわれわれが発見した小胞体(ER)膜局在のエンドソーム輸送制御タンパク質で、神経軸索伸長を促進し、ERと後期エンドソーム(LE)間の膜接触部位 (Membrane contact sites、MCSs)繋留に中心的な役割を果たす。本研究ではそのER-LE MCSs複合体因子のPDZD8について、生理機能の解析を行った。PDZD8変異マウス神経系の表現型を解析するために、行動バッテリー解析を行った。その結果、精神疾患用の複数の行動異常を見いだした。また脳のリピドーム解析を行った。その結果、特異的な脳領域で特異的な脂質の異常蓄積を見いだした。それらの異常の原因機構について、詳細な解析を行った。 *Shirane, M. and Kamiguchi, H., Molecular machinery regulating organelle dynamics during axon growth and guidance. Seminars in Cell and Developmental Biology, 2022, S1084-9521(22)00058-1 (*Co-corresponding author)
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現在までの達成度 (段落) |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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