• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

霊長類脳の2光子カルシウムイメージングにより解明する社会行動の神経基盤

公募研究

研究領域共創的コミュニケーションのための言語進化学
研究課題/領域番号 20H05021
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 複合領域
研究機関同志社大学 (2021)
国立研究開発法人理化学研究所 (2020)

研究代表者

正水 芳人  同志社大学, 脳科学研究科, 教授 (90608530)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2021年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードカルシウムイメージング / マーモセット / 社会行動
研究開始時の研究の概要

意図共有するためには、他者の視点に立って、相手の感情を理解する必要がある。このように相手の感情を理解する必要がある行動の1つに、社会行動が知られている。本研究の目的は、社会行動課題の構築と、社会行動課題実行時のin vivoカルシウムイメージングをおこない、社会行動実行時の神経基盤を解明することである。

研究実績の概要

意図共有するためには、他者の視点に立って、相手の感情を理解する必要がある。このように相手の感情を理解する必要がある行動の1つに、社会行動が知られている。本研究の目的は、社会行動課題の構築と、社会行動課題実行時のin vivoカルシウムイメージングをおこない、社会行動実行時の神経基盤を解明することである。神経基盤に関しては、in vivo 2光子カルシウムイメージングの系を用いて明らかにする。神経細胞が興奮する際には、細胞内のカルシウムイオン濃度が上昇するため、蛍光カルシウムセンサーを神経細胞に遺伝子発現させることによって、神経活動の可視化ができる。in vivo2光子カルシウムイメージングの特徴は、単一細胞レベルで多細胞の神経活動の計測、長期間・同一神経細胞の細胞体での神経活動の計測、樹状突起および軸索での神経活動の計測が可能な点である。本研究では、社会性課題の構築に関しては、公平課題と不公平課題を検討した。公平課題に関しては、胴体を拘束した状態で、2頭のマーモセットで交互にレバー引き課題を行い、報酬はどちらのマーモセットも固形飼料をもらえるようにした。一方、不公平課題では、2頭のマーモセットで交互にレバー引き課題を行い、片方のマーモセットは報酬でマシュマロを、もう一方のマーモセットは固形飼料をもらえるようにした。公平課題と比較し、不公平課題では、成功率が低下した。このことは、マーモセットが不公平を感じている可能性を示唆しており、本年度はさらに、対面するマーモセットがいることが重要なのかどうかを検討した。

現在までの達成度 (段落)

令和3年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和3年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(2件)
  • 2021 実績報告書
  • 2020 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2021 2020

すべて 学会発表 (3件) (うち国際学会 1件、 招待講演 2件)

  • [学会発表] 生体脳に神経回路を創出するための技術開発2021

    • 著者名/発表者名
      正水 芳人
    • 学会等名
      第44回日本神経科学大会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 光操作技術を用いた神経回路創出法の技術開発2021

    • 著者名/発表者名
      正水 芳人
    • 学会等名
      第82回応用物理学会秋季学術講演会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] Two-photon calcium imaging in the motor cortex of non-human primates during movement task2020

    • 著者名/発表者名
      Yoshito Masamizu
    • 学会等名
      The 9th RIEC International Symposium on Brain Functions and Brain Computer
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
    • 国際学会 / 招待講演

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2022-12-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi