研究領域 | マルチモードオートファジー:多彩な経路と選択性が織り成す自己分解系の理解 |
研究課題/領域番号 |
20H05305
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
森田 英嗣 弘前大学, 農学生命科学部, 准教授 (70344653)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2021年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | ミクロオートファジー / ESCRT / VPS4 / MVB / ILV |
研究開始時の研究の概要 |
ミクロオートファジーは多胞体 (multivesicular bodies: MVB)の内腔小胞(Interlumenal vesicles: ILV) 形成に作用するESCRT (endosomal sorting complex required for transport complex) に依存する。哺乳動物の場合、ESCRT因子群は30種類以上同定されておりMVB形成以外にも細胞質分裂や、エンベロープウイルスの出芽、核膜の再構成、生体膜の修復などその機能は多岐に及んでいる。本研究ではミクロオートファジーにおけるESCRTの使われ方を調べ、他の経路との違いを明らかにする。
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研究実績の概要 |
ミクロオートファジーはESCRT (endosomal sorting complex required for transport complex) 因子によって制御されている。しかしながら、哺乳動物の場合ESCRT因子は30種類以上に及び、それらが全てこの経路に機能しているわけではない。本研究では、ミクロオートファジーに特異的に作用するESCRT因子を同定し、ミクロオートファジーの分子機構の解明を目指した。これまでに、20種類に及ぶ既知のILVsマーカー分子にHiBiTレポータータグを融合したILVsマーカーライブラリを作製し、各マーカーの内腔小胞への移行・リソソームへの輸送・細胞外への分泌について、ESCRT経路を阻害するVPS4変異体発現の影響を調べたところ、特に分泌に関しては、殆どのマーカーでは影響が見られなかった。また、本研究では、ゲノム編集によりHiBiTマーカーノックイン細胞を樹立し、内在性因子についても解析を進めたが、ESCRT依存性は確認できなかった。さらに、VPS4変異体発現によって分泌が減少する因子について、細胞外に分泌された因子の網羅的質量分析によって検索したところ、Syntenin1のみ同定され、他のILV因子は同定されなかった。これらの結果は、実際には多くのILVはESCRT経路非依存的に形成されている可能性を示唆している。現在、ESCRT経路非依存的にILVへ取り込まれる数種類の因子に着目し、これら因子の中に存在するどの領域がILVへ取り込まれるために解析を進めており、これにより、ESCRT経路とは別の新しいILV形成の分子機構が明らかになると期待される。
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現在までの達成度 (段落) |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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