研究領域 | 多様かつ堅牢な細胞形質を支える非ゲノム情報複製機構 |
研究課題/領域番号 |
20H05383
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
岸 雄介 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 講師 (00645236)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2021年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | 神経幹細胞 / 非ゲノム情報 / ヒストン修飾 / クロマチン / 大脳領域化 / ポリコーム群タンパク質 |
研究開始時の研究の概要 |
幹細胞は、発生初期には自己複製によりその数を増やし、あるタイミングになると分化細胞を産生する。すなわち、複製・維持されている非ゲノム情報を、あるタイミングで変換することで、適切な組織を構築できる。本研究では、神経幹細胞が自己複製を繰り返す増殖期からニューロン分化を開始する時期にかけて非ゲノム情報であるオープンクロマチン領域をどのように複製・維持あるいは変換することでその運命を制御しているのかを明らかにする。
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研究実績の概要 |
本年度は、神経幹細胞の時期依存的な変化を担う非ゲノム情報の探索を実施した。 増殖期、ニューロン分化期、そしてグリア分化期の神経幹細胞を採取し、様々なヒストン修飾に対するCUT&Tagを実施した。そして、その非ゲノム情報を用いて神経幹細胞の状態変化を調べたところ、不活性ヒストン修飾の情報を用いることで、1. 増殖期からグリア分化期まで時期依存的に徐々に変化していく非ゲノム情報と、2. ニューロン分化期におけるニューロン分化能と相関する非ゲノム情報に分離できることがわかった。 本研究は、非ゲノム情報を用いて神経幹細胞の状態を予測できることを示している。
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現在までの達成度 (段落) |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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