研究領域 | 細胞システムの自律周期とその変調が駆動する植物の発生 |
研究課題/領域番号 |
20H05416
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
白川 一 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 助教 (70636969)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2021年度)
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配分額 *注記 |
7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2021年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 植物発生生物学 / パターン形成 / 細胞分化 / 維管束 / ミロシン細胞 / 植物分子・生理 / シロイヌナズナ |
研究開始時の研究の概要 |
植物のライフラインである維管束は、ネットワーク構造をつくって葉全体に分布している。アブラナ科植物は生体防御に特化したミロシン細胞をもち、維管束に沿ってネットワーク構造を作り、維管束を細菌や昆虫から守っている。植物は葉の拡大に伴いミロシン細胞と維管束を繰り返し周期的に増設し、ライフラインとその防御システムを構築し続ける。これは、発生の過程で、2つのネットワークが絡み合い衝突することがないようそのパターン形成と分化が厳密に制御されていることを示唆している。本研究では、維管束-ミロシン細胞をモデルシステムに、機能が異なる2つの細胞の周期的なパターン形成と分化を統合的に理解する。
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