研究領域 | 人間機械共生社会を目指した対話知能システム学 |
研究課題/領域番号 |
20H05569
|
研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
複合領域
|
研究機関 | 岡山県立大学 |
研究代表者 |
渡邉 富夫 岡山県立大学, 情報工学部, 特任教授 (30167150)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
2021年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2020年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
|
キーワード | ヒューマンインタフェース / ヒューマンインタラクション / 対話エージェント / コミュニケーション / 身体的引き込み |
研究開始時の研究の概要 |
対話者に傾聴されている実感を与え、対話を楽しむことのできる対話ロボット・システムが強く望まれている。本研究の目標は、身体的引き込みによりユーザの発話を促しコミュニケーションが活性化され、話すと元気になり対話を楽しめる音声対話エージェントの設計・開発である。状況に応じた自然なインタラクションからユーザの思いを受け取り、共有し、かかわりを深めていくことでユーザが心地よく感じる快情動を誘発する対話システムの実現を目指す。
|
研究実績の概要 |
オンライン及び対面でのシステム開発・解析・評価を再検討し、音声駆動型身体引き込みキャラクタInterActorおよび身体的インタラクションロボットInterRobot,Sotaに対して雑談対話システムを組み込み、対話者の音声に対して発話応答するエージェントを開発展開した。とくに音声対話ロボットSotaに対して発話音声からうなずきなどの身体的引き込み動作を自動生成するインタラクションモデルを導入し、対話者の音声に対して発話応答するシステムを開発し、各種対話実験プラットフォームとして応用展開した。言語的なインタラクションを行うシステム開発として、発話単語から生成された画像やオブジェクトが引き込み反応することで発話を促進するシステムを開発しており、高齢者施設においてシステムの有効性を評価した。また本システムにSotaを組み込んだ発話支援システムを新たに開発した。さらに自然な応答動作を生成するために、身体的引き込み反応のタイミング制御とともに、うなずき動作の多様性に着目し、発話支援システムを開発し、有効性を検証した。とくにうなずき動作そのものも違いが、印象にどのような違いをもたらすのか調査した。うなずき動作を構成する要素として、「うなずきの回数」「うなずきの深さ」「1回のうなずき動作に要する時間」の3要素に注目し、うなずき動作の類型化を行い、同じような印象を多様なうなずき動作で生成できることを示すとともに、印象評価に基づいたエージェントを用いてコミュニケーション支援効果を示した。
|
現在までの達成度 (段落) |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
|