研究領域 | 植物メリステムと器官の発生を支える情報統御系 |
研究課題/領域番号 |
21027020
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
青山 卓史 京都大学, 化学研究所, 教授 (80202498)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
5,800千円 (直接経費: 5,800千円)
2010年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2009年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
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キーワード | 根毛 / ホスホイノシタイド / ホスファチジン酸 / 細胞形態形成 / ホスホリパーゼD / PIPキナーゼ / 細胞極性 / G-タンパク質 / ホスホイノシチド |
研究概要 |
1)根毛伸長におけるPIP5KおよびPI(4.5)P_2の重要性を検証するため、根毛伸長に関わるPIP5K遺伝子であるPIP5K2、PIP5K3、PIP5K4のリン酸欠乏時の根毛伸長促進における役割を解析した。それぞれの変異体pip5k2、pip5k3、pip5k4を調べたところ、pip5k3およびpip5k4でリン酸欠乏に対する根毛伸長の応答性が野生型に比べて有意に低下していることが判った。pip5k3およびpip5k4の応答性の低下はそれぞれの野生型遺伝子を含むゲノム断片を導入することにより回復したが、それらのプロモーター中のPHR1の認識塩基配列に改変を加えたゲノム断片pip5k3mpおよびpip5k4mpの導入では回復しなかった。 2)PIP5K3-RFP融合タンパク質とYFP-ROP2融合タンパク質を、共に根毛特異的な活性を持つEXPANSIN7遺伝子のプロモーターを用いて発現させたところ、根毛伸長が単独の融合タンパク質の発現よりも促進されるだけでなく、根毛の分岐が起こるなど根毛形態における協調的な表現型が観察された。 3)PLDZ1遺伝子の上流配列を特異的に認識する人工Znフィンガーを設計し、それを用いた転写抑制因子遺伝子ZFA-SRDXを作成した。ZFA-SRDXをGL2遺伝子のプロモーターを用いて発現した結果、葉の表皮においてトライコームの発生が完全に阻害された。この表現型はZFA-SRDXの認識塩基配列を持たない改変PLDZ1遺伝子pldzlmpの導入によって相補された。
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