研究領域 | 高次π空間の創発と機能開発 |
研究課題/領域番号 |
21108522
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
藤原 尚 近畿大学, 理工学部, 教授 (30190101)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2009年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | π共役ポリマー / 高次π空間 / ナノチューブ / キラルナノ空間 / ナノ材料 |
研究概要 |
異種金属ナノ粒子バーコード型キラルハイブリッドナノチューブの創成を目指して、重合部位を有するキラルビスボスフィン(1)を保護基とするターチオフェンキラルホスフィン保護Au,Pdナノ粒子(1-Au NP,1-Pd NP)を合成し、ヘテロ接合バーコード型キラルナノチューブを合成した。細孔径約200nmのポーラスアルミナ膜(AM)をテンプレートとして、Auナノ粒子(1-Au NP)の電解重合(EP)により、金-ポリチオフェンハイブリッドナノチューブ修飾膜(1-Au-PT-NT-AM)を作製し、これをテンプレートに用いてPdナノ粒子(1-Pd NP)の電解重合を、次いで、アルミナ膜を水酸化ナトリウム水溶液で溶解し、バーコードナノチューブ(1-Au/Pd-PT NT)を合成し、走査型・透過型電子顕微鏡(SEM・TEM)およびエネルギー分散型X線分析(EDX)より、バーコード型ハイブリッドナノチューブ(直径約200nm)の生成を明らかにした。更に、キラル1-Au/Pd/Au-PT NTの合成にも成功した。バーコード型有機-無機ハイブリッドキラルナノチューブは初めての例である。
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