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GTPaseとgolginによる膜構造制御の分子基盤

公募研究

研究領域細胞内ロジスティクス:病態の理解に向けた細胞内物流システムの融合研究
研究課題/領域番号 21113529
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構

研究代表者

川崎 政人  大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 助教 (00342600)

研究期間 (年度) 2009 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2010年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2009年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
キーワード生体分子 / 蛋白質 / 分子認識 / オルガネラ / 膜構造
研究概要

Golginファミリータンパク質はゴルジ体の層板構造のスタッキングを維持する足場であると同時に、様々なArfやRabファミリーGTPaseと結合することにより、ゴルジ体への輸送小胞の繋留やゴルジ体層板間の輸送などのメンブレントラフィックを制御する機能を持つ。本研究ではgolginファミリータンパク質とArf/RabファミリーGTPaseとの複合体の結晶構造解析に取り組み、golginのArf/Rab結合特異性と膜への結合のメカニズムを分子レベルで解明することを目的とし、以下の2つのテーマについて研究を行なった。
1.GolginのGRABドメインとArf1の複合体による膜曲率感知機構
Golginファミリータンパク質GMAP-210にはGRABドメインが存在し、Arf1と結合して膜にリクルートされる。平成21年度にはGMAP-210のGRABドメインの発現系を試みたが分解が激しく極めて不安定であった。そこで平成22年度はArf1とGRABドメインの共発現などを試みたが安定な複合体を得ることは出来なかった。
2.GolginとRabの結合特異性の解析
平成21年度には1684アミノ酸からなるgolginタンパク質GCC185を150残基ごとに分割した発現系を作製した。また、GCC185との相互作用が報告されているRabの中から10種類について発現系を作製した。平成22年度はこれらのRabがGCC185のどの領域に結合するかを詳細にマッピングした。相互作用をプルダウン実験で検出したところ、結合は弱いもののRab2とRab6について相互作用領域を同定することができ、結晶化条件の検討を行った。

報告書

(2件)
  • 2010 実績報告書
  • 2009 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011 2010

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] BARドメインとGTPaseの相互作用2011

    • 著者名/発表者名
      川崎政人
    • 学会等名
      大阪大学蛋白質研究所セミナー
    • 発表場所
      大阪大学蛋白質研究所
    • 年月日
      2011-01-13
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
  • [図書] 入門 構造生物学-放射光X線と中性子で最新の生命現象を読み解く-2010

    • 著者名/発表者名
      川崎政人
    • 出版者
      共立出版
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2018-03-28  

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