電波観測で探る金属量が星間物質の進化に及ぼす影響

• 研究領域: 新しい星形成論によるパラダイムシフト：銀河系におけるハビタブル惑星系の開拓史解明
• 研究課題/領域番号: 21H00040
• 研究種目: 新学術領域研究(研究領域提案型)
• 配分区分: 補助金
• 審査区分: 理工系
• 研究機関: 名古屋大学
• 研究代表者: 福井 康雄 名古屋大学, 理学研究科, 研究員 (30135298)
• 研究期間 (年度): 2021-04-01 – 2023-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2022年度)
• 配分額: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円); 2022年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円); 2021年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
• キーワード: 星間物質 / 電波観測

研究開始時の研究の概要

本研究では大マゼラン雲の異なる重元素量環境下にある星間雲圧縮領域において、HI/CI/CO/ダスト放射強度から星間雲の進化の違いを解明、これらが星・星団形成に及ぼす影響の検証を目的とする。特に原子ガスから分子雲が形成される過程において、小マゼラン雲との相互作用により引き起こされた水素原子ガスの衝突が星間雲を圧縮し、効率的に分子雲形成を引き起こしていることに注目し、重元素量の違いがそのタイムスケールに及ぼす影響を調べる。