配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2022年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2021年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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研究開始時の研究の概要 |
近年発達してきた反電子ニュートリノの測定手法によって, 原子炉ニュートリノ振動や地球ニュートリノ観測が行われているが, その背景事象の一つである13C(α,n)16O反応の一部において, 反応断面積の見積もり間違いが指摘されはじめている. しかし実験データがカムランド検出器での線源測定のみしかなく, 議論がある. そのため本研究では独立に上記反応の反応断面積の測定を試みる. 13Cにα線を当てた際に出てくる陽電子がすぐに対消滅する511keVガンマ線信号を用いて事象選定を行い, 上記反応を求める. 最終的にはカムランドにおける反電子ニュートリノ観測へ適用し, 高精度でのニュートリノ測定を行う.
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